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≪夜行走光≫ 鹿島石油 火気厳禁の白亜の「城」

第9回鹿島石油(茨城県神栖市東和田)

 鹿島市と神栖市にまたがる鹿島臨海工業地帯で操業するJXエネルギーグループの総合製油所。夜になると敷地内にそびえる白い壁の蒸留装置がライトアップされ夜空に浮かびあがります。

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 一日当たり約40,150キロリットルの原油を処理する能力があります。海外からタンカーで運ばれてきた原油を、いったん貯蔵。ガソリンや灯油、軽油などの一般燃料やナフサや重油などのコンビナート向け製品を精製するほか合成繊維や合成樹脂の原料となるベンゼンなども生産しています。

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 東門付近からの眺めが夜景スポットとしてネットやガイドブックで紹介されています。門周辺には植え込みがなく、敷地の中をじっくりと見学できます。見学なのか。のぞき見なのか。微妙な判断になります。

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 製油所なので扱う製品は燃えやすいものばかりです。この明るさは安全管理のためだとか。工場夜景写真を撮っている側もモニタリングされていることは間違いなさそうです。
防災要員が24時間体制で出動に備えているとのことです。

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 フェンスの近くまで行くと複雑に配管がめぐらされている様子が分かります。

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敷地内では地下にもパイプラインが張り巡らされています。重油やナフサは巨大コンビーナートを運営するために近隣の工場へと供給されています。

 WebマガジンAGOは「日常に非日常のエッセンスを一滴、二滴加えてあげれば毎日が楽しくなるはず」をテーマとしています。
 “夜行走光”では、星の光や人々の営みが描き出す光跡を長時間露光撮影でご紹介します。

 

文/写真=アライサトシ

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