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≪至福の30㏄≫ SPRINGBANK GREEN 13YEARS スプリングバンクグリーン13年

オールドボトル、限定ボトル、レギュラーボトルを問わず美味しかったウィスキーを気ままに紹介、テイスティングする企画。30㏄で広がる非日常の世界をご紹介します。

第3回 「SPRINGBANK GREEN 13years   スプリングバンクグリーン13年」

「モルトの香水」と称されるスプリングバンク。その中でも「グリーン13年」は原料にこだわった特別な限定ボトルです。
そもそもスプリングバンクとは、スコットランド西部のキンタイア半島にある人口5000に満たない小さな町、キャンベルタウンで操業する蒸留所の名称、蒸留所がリリースするウィスキーの銘柄です。創立は1828年。原料となる麦を全て自社生産するほか、所有するボトリング施設での瓶詰め、非冷却濾過など、丁寧な製法を守り続けいています。洋梨やバニラを想わせるような芳醇な香りと塩辛さが共通の特徴です。

スプリングバンク13年GREEN-0144

今回紹介するグリーン13年の何が特別かというと自社で有機栽培した大麦を100%使用している点です。と言っても、有機栽培か否かが風味に影響することはほとんど考えられません。
アルコール度数は46%。熟成にはシェリー樽だけを使用しています。原料生産からの製造工程にこだわり抜いてきたスプリングバンクがさらにこだわって生産したウィスキーとして、スコッチファンなら一杯は飲んでおきたい一杯ともいえます。

スプリングバンク13年GREEN-0166
色は薄めの琥珀色。ブドウやリンゴなどのドライフルーツとバニラ、はちみつ、上品な香り。ほんのりとスモーキーです。甘さとしょっぱさが入り混じった味。石鹸の香り、ピート香がじーんと舌の上に残ります。
世界で9,000本の限定で国内では600本が流通したという噂です。希少性が先行してしまった結果、酒屋などで在庫を探すのが難しくなりました。

次回は、スプリングバンクが生産する上品な味わいのウィスキー、HAZELBURN Aged 12 Years ヘーゼルバーン12年 をご紹介します。

文/写真=アライサトシ

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