TOURING

≪夜光走光≫ 奈良俣ダムの日周運動 (群馬県みなかみ町藤原・2016年冬)

 

WebマガジンAGO≪アーゴ≫は「日常に非日常のエッセンスを一滴、二滴加えてあげれば毎日が楽しくなるはず」をテーマとしています。
“夜行走行”では星の光や人々の営みが描き出す光跡で彩られた空間を長時間露光でカメラに収めていきます。
長時間露光で浮かびあがる非日常な空間をお楽しみください。

第1回 厳冬期奈良俣ダムと日周運動(群馬県みなかみ町藤原)

810_3912暗めNikonD810+Nikkor14-24mm1:2.8

(NikonD810+Nikkor14-24mm1:2.8)

北極星を中心に星々が軌跡を描く日周運動と漆黒の闇に佇む奈良俣ダムを撮影するため、
群馬県の豪雪地帯、みなかみ町藤原の最深部を訪れました。
車外はマイナス6度。ダムのすぐそばを流れる木の根沢に架かる橋からの撮影。
ダムの北側は20キロ近く山々が続き、南側にあるスキー場や街の明かりも山々に遮断され、
撮影場所は暗闇に包まれています。
北の方角にダムはあるはずだが、容姿は長時間露光で撮影し初めて確認できました。

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肉眼での見え方

星の散らばり具合で周囲の山容がわかるほどの快晴でした。
撮影が終わりキンキンに冷えた三脚を車内に。うっすらと霜がついているのが分かりました。

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奈良俣ダムは関越自動車道水上ICから40分。冬季は路面の積雪、凍結に注意が必要。

※奈良俣ダムは、多数の岩を約150mの堤に積み上げたロックフィル方式のダム。利根川水系で第2位の貯水量を誇ります。
※日周運動は、北極星を中心に星々が空に円を描くように移動する様のこと。実際は、星々が動いているのではなく、地球の自転で動いているように見えるだけ。肉眼で動いている様子はほとんど確認できないが、カメラによる長時間露光や写真の合成で星を光跡として表現できます。

文/写真=アライサトシ

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