年に一度だけ、数量限定で発売されるスプリングバンク21年です。銘柄と熟成年数だけで「ご馳走様でした」と言いたくなる様なウィスキーです。ボトルで買うような酒ではなく、バーでありがたくチビチビと頂くのが“痛”の正しい楽しみ方だと思います。
今年リリースされたボトルのラベル中央には「SINGLE CASK(シングルカスク)」と印字されています。シングルカスクというのは、熟成状態が良い1つの樽からボトリングしたという意味で、蒸留所内の複数の樽を混ぜたシングルモルトよりも一般的には上質とされています。もちろん価格も比例します。
今年の21年は、例年より高めのアルコール49.5度。加水をしています。
馴染みのバーテンダーによると、今年の21年(シングルカスク)は、去年の21年(シングルモルト)よりも、仕入れ値が2割~3割ほど安いとのことです。
今年の21年は、オロロソシェリー樽で熟成した原酒を使用。
香りは洋梨などのフルーツのアロマをベースにわずかにスモーキーです。味はオイリー&ナッティー。チョコレートのような甘さに後半は塩味が加わり、奥行き感、余韻を楽しめます。
今後、香りがどのように開くか楽しみです。
文/写真=アライ サトシ
2 件のコメント
どーもアライ君お久しぶりです。
先日、前橋で魚屋を営む友人に連れられて行った先がここでした。
どうしてわかったかは、またの時に…
その友人は月2,3ほど、こちらでウィスキーを嗜むようです。
私は、恥ずかしながらウィスキーのことは全くわからないので
バーテンダーに面白いビールをいろいろと紹介してもらいました。
とても気さくな方で話しやすかったのを覚えています。
機会があればいつかご一緒に…
ナオアキ様
お久しぶりです。常連のご友人は高崎の学校で一緒だった方ですか。世間は狭いですね。楽しい時間を過ごされたようで何よりです。
アライサトシ