日常に非日常のエッセンスを一滴、二滴加えてセンス良く生きようというのがアーゴの哲学。例えば晩酌。普段のビールや焼酎を、とびきり美味いカクテルに変えてみる。ちょっとした工夫で特別な感じを味合う。アーゴは週末バーテンダーというライフスタイルを推奨します。
第1回 ジントニック
カクテル全般に言えることですが、ネットや本に載っているレシピ通りにお酒を混ぜれば美味しいカクテルはつくれるのか?答えはNOです。プロのバーテンダーはお客さんのことを考えて、一手間、二手間加えています。今回は美味しいジントニックの作り方を紹介します。
①ライムを切る
ライムを8分の1カットにする。ポイントはその後。苦味のある白い部分(写真を参考)を包丁で取り除く。
②ライムを絞って落とす
ライムの果実部分に包丁で切れ目を入れ、絞りやすくする。絞ったら、グラスに落として氷を入れる。こうすることで、ライムが浮かなくなり、飲みやすくなります。また、氷は大きくていいものを使うのがオススメです。
③ジン入れる
きちんと30ミリ測って入れましょう。そしてステア(かき混ぜる)します。
④トニックウオーターを注ぐ
トニックウオーターを注ぎます。ポイントは炭酸が飛ばないように優しく、ゆっくりと注ぎます。氷に直接当てるのはもってのほか。とにかく優しく注ぎましょう。トニックウオーターのビンの半分も入れ終わったら完了。最後は、バースプーンで優しく氷を持ち上げて下せば完了です。気が抜けてしまうので、かき回さないようにしてください。ドライな味が好みなら炭酸を足すのもありです。
どうです?居酒屋とは明らかに違ったプロの味がしませんか?ちなみにトニックウオーターを炭酸に変えればジンリッキー、ジンジャーエールに変えればジンバックになります。
写真/文=マツシタヤスミ
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